同人ゲーム：
冬馬小次郎の探偵FILE 〜オペラ座の怪人殺人事件〜

探偵の主人公が、殺人事件の捜査をしていくと
同時に、多数登場する女の子たちとそれぞれ
エッチをするＡＤＶゲーム。


エロはすべて和姦で、初々しくも精一杯
やらしい態度をとろうとするヒロインたちが
エロかわいく感じられるような方向です。


主人公に好意を持っているドジっ娘巨乳助手と、
無口クールでやはり主人公が好きだけど
恥ずかしがり屋でもある妹がメイン扱い（？）ながら、

依頼人の美少女・事件関係者のお姉さんたち
にも意外に濃いめの和姦セックスシーンあり。


自分的には好きなタイプの

「雰囲気はぬるいけど、
　女の子がそこそこ乱れる和姦」で、

しかもアニメ数も「６」と既存のsofthouse-seal作品
よりは多めだし、動きもスムーズ。


序盤からバランスよくエロが配置されている
のも嬉しい所で、エロの基本ＣＧ一枚あたりの
文章量がたっぷりな所も良いと思います。


Ｈシーン総数は「１５」と少ないけど、
運よく（？）エロが好みに合ったので
個人的な満足度は、
実はそこまで悪くない作品です。


ただし、３０００円近い価格は、
エロのボリュームと探偵ストーリーのクオリティーの
どちらから見ても割高な印象。


そのため、
人に気軽にオススメできるものでないのも確かです。


まず気になったのが、ＣＧ数の内訳。


ＣＧ数自体は、『いつものsealの倍！』という
宣伝コピーの通りで４０もあるけど、
その内エロに関するものは１５で
残りは事件の要所で出る非エロのグラフィック。


価格は上がっているのに、エロＣＧ数だけで
比べるとむしろ“いつものseal”より
減っているのが残念。


また、せっかくＣＧ枠を割いてまで演出した
探偵ストーリーの部分が、

「証拠発見→推理」の積み重ね的魅力には
欠けるものだった上に、唐突に解決する（＝話が短い）
ことにもがっかり。


残念ながら、推理ものとしての期待は禁物
だと思います…。


簡単に言えば、
非エロＣＧはここまで多くなくていいから、

その分値段をいつも通り（２０００円未満）に
してくれていれば、
エロが悪くなかっただけに欠点もあまり
気にならなかっただろう作品。


「エロありの探偵もの」という雰囲気自体は
悪くなく、

例えば
不安になってる依頼人の美少女と
いい関係になるなどオイシイ展開だと思うので、
自分的には好きなのですが。


■続編『聖黒樺学園殺人事件』のレビューはこちら

-------------------------------------------------------

■販売店リスト
　 DLsite　2,940円
　 FANZA　　2,646円（10％OFFキャンペーン時）